院長・スタッフブログ
2016年4月21日 木曜日
穀雨
今日4月20日はお馴染み24節気で『穀雨(こくう)』です。
全ての穀物をうるおす春の雨の意味で、煙るように降る雨は田畑を潤し、穀物の成長を助ける時季。
農家にとっては種まきに最適の時期です。
春先に小雨が降り、ぐずついた天気が続くことを菜の花の咲く頃にちなんで『菜種梅雨(なたねづゆ)』といいます。
この時期は田植えが始まり、ゴールデンウィークの頃には「立夏」と呼ばれる時期になります。
全ての穀物をうるおす春の雨の意味で、煙るように降る雨は田畑を潤し、穀物の成長を助ける時季。
農家にとっては種まきに最適の時期です。
春先に小雨が降り、ぐずついた天気が続くことを菜の花の咲く頃にちなんで『菜種梅雨(なたねづゆ)』といいます。
この時期は田植えが始まり、ゴールデンウィークの頃には「立夏」と呼ばれる時期になります。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年4月17日 日曜日
小帯その2
先日の舌小帯に続いて、今回は上唇小帯のお話しをします。
上唇小帯とは上唇と歯ぐきをつなぐ筋のことです。
2歳位までは幅が広いのですが、成長と共に上方に移動し、幅も狭くなってきます。
舌小帯より弊害が出やすく、例えば太いと歯と歯ぐきの間にすき間が出来、細菌が溜まりやすく腫れる事があります。
また、太いと歯ブラシが当たったときに痛がって歯磨きを嫌がったりします。
永久歯が出始めてもまだ小帯が太いままだと永久歯の崩出を邪魔したり、前歯にすき間が出来てくるので切除した方が良いケースもあります。
ただ活発な子供の事、遊んでいるときに顔面を打ち、小帯が切れてしまう事もあるため太い小帯でも直ぐに切除せずに経過をみるのもいいと思います。
渋谷カレン 渋谷レオン
上唇小帯とは上唇と歯ぐきをつなぐ筋のことです。
2歳位までは幅が広いのですが、成長と共に上方に移動し、幅も狭くなってきます。
舌小帯より弊害が出やすく、例えば太いと歯と歯ぐきの間にすき間が出来、細菌が溜まりやすく腫れる事があります。
また、太いと歯ブラシが当たったときに痛がって歯磨きを嫌がったりします。
永久歯が出始めてもまだ小帯が太いままだと永久歯の崩出を邪魔したり、前歯にすき間が出来てくるので切除した方が良いケースもあります。
ただ活発な子供の事、遊んでいるときに顔面を打ち、小帯が切れてしまう事もあるため太い小帯でも直ぐに切除せずに経過をみるのもいいと思います。
渋谷カレン 渋谷レオン
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年4月10日 日曜日
小帯
昨日2歳のお子さんが見え、お母さんから「滑舌が悪いのですが・・・」と言うお話しがありました。
診てみると、舌の裏に着いているスジが舌の先の方に着いていました。
このスジを「舌小帯」と言い、舌の先の方に着いていると舌の動きが制限され、発音などに影響が出ます。
また、舌を前に出すと形がハート型になります。
このような場合は外科的に切除する必要があります。主治医に相談してみましょう。
小帯には他に「上唇小帯」と呼ばれるものがあり、時々問題になることがあるので次回お話しします。
診てみると、舌の裏に着いているスジが舌の先の方に着いていました。
このスジを「舌小帯」と言い、舌の先の方に着いていると舌の動きが制限され、発音などに影響が出ます。
また、舌を前に出すと形がハート型になります。
このような場合は外科的に切除する必要があります。主治医に相談してみましょう。
小帯には他に「上唇小帯」と呼ばれるものがあり、時々問題になることがあるので次回お話しします。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月30日 水曜日
虫歯って?!
暫くぶりのブログになってしまいました。
今月の最後を飾って、原点に戻り虫歯の出来かたのおさらいしましょう。
虫歯を予防するには、まず相手を知っておきましょう。
step1) 口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が食べ物の中の砂糖を栄養にして歯の表面にネバネバした物質を作る。
2)物質の中の菌が増殖し、プラーク(歯垢)を作る。
3)プラークの中の菌が酸を出す。
4)酸が歯の表面を溶かす。
これが虫歯が出来る過程です。
プラークが残らないように、しっかりブラッシングしましょう。
ところで、ミュータンス菌はいつからお口の中に居ると思いますか?
実はミュータンス菌は最初から口の中に居るわけではなく、生後10~36か月位で食べ物の口移しや食器の共有などで、保護者の唾液が口の中に入る事により感染します。
ちなみに、3才までに感染しなければその人は一生虫歯にならないと言われるそうですよ。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月16日 水曜日
フッ素について
歯周病についてが続いたので、今回はフッ素について少々。
フッ素は毎回の食事を通し体に摂取される栄養素のひとつで、お茶や海藻、魚介類に多く含まれます。
フッ素の働きは
◎ プラークの中の虫歯菌の働きを弱める
◎ 初期の虫歯の再石灰化を助ける
◎ 歯の質を強化して酸に溶けにくい歯を作
る
などです。
化学的には・・・
歯の表面にはハイドロキシアパタイトと言う無機質結晶があり、酸に侵されると表面が溶解(脱灰)されます。
しかしフッ素を作用させるとハイドロキシアパタイトが、耐酸性の強いフルオロアパタイトに変化し、虫歯になりにくい歯になります。
この様な理由から、乳幼児期からのフッ素塗布は効果的といえます。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL