院長・スタッフブログ
2016年3月30日 水曜日
虫歯って?!
暫くぶりのブログになってしまいました。
今月の最後を飾って、原点に戻り虫歯の出来かたのおさらいしましょう。
虫歯を予防するには、まず相手を知っておきましょう。
step1) 口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)が食べ物の中の砂糖を栄養にして歯の表面にネバネバした物質を作る。
2)物質の中の菌が増殖し、プラーク(歯垢)を作る。
3)プラークの中の菌が酸を出す。
4)酸が歯の表面を溶かす。
これが虫歯が出来る過程です。
プラークが残らないように、しっかりブラッシングしましょう。
ところで、ミュータンス菌はいつからお口の中に居ると思いますか?
実はミュータンス菌は最初から口の中に居るわけではなく、生後10~36か月位で食べ物の口移しや食器の共有などで、保護者の唾液が口の中に入る事により感染します。
ちなみに、3才までに感染しなければその人は一生虫歯にならないと言われるそうですよ。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月16日 水曜日
フッ素について
歯周病についてが続いたので、今回はフッ素について少々。
フッ素は毎回の食事を通し体に摂取される栄養素のひとつで、お茶や海藻、魚介類に多く含まれます。
フッ素の働きは
◎ プラークの中の虫歯菌の働きを弱める
◎ 初期の虫歯の再石灰化を助ける
◎ 歯の質を強化して酸に溶けにくい歯を作
る
などです。
化学的には・・・
歯の表面にはハイドロキシアパタイトと言う無機質結晶があり、酸に侵されると表面が溶解(脱灰)されます。
しかしフッ素を作用させるとハイドロキシアパタイトが、耐酸性の強いフルオロアパタイトに変化し、虫歯になりにくい歯になります。
この様な理由から、乳幼児期からのフッ素塗布は効果的といえます。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月 6日 日曜日
チーズで虫歯予防!?
最近の研究で、カルシウム豊富で健康に良いチーズに虫歯予防効果がある事がわかりました。
WHOも虫歯になるリスクを減らす食べ物として、シュガーレスガムと並んでハードチーズをトップに上げているそうです。
15歳の子供を3つのグループに分け、各々にチェダーチーズ、無糖ヨーグルト、牛乳を食べさせた後に歯の表面に付着している歯垢のPH値を測定したところ、チーズを食べた子供だけがPH値が高くなったと言います。
チーズはPH値を調整する唾液の分泌を促進するため、アルカリ性が強まるのではないかとの事です。
またチーズに含まれるリン酸カルシウムが初期虫歯の再石灰化を促し、たんぱく質のカゼインがエナメル質を保護し、虫歯菌の付着を抑制するとも言われるそうです。
食後にハードチーズを2~3口良く噛んで食べると唾液にチーズの成分が溶け出して効果的との事です。
栄養補給と虫歯予防、言うことなしですね!!
渋谷 レオン
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月 2日 水曜日
歯科助手・歯科衛生士 急募 !!!
渋谷歯科医院では、常勤の歯科助手を募集しております。
#高卒以上
#資格不要
#未経験者大歓迎
#委細面談にて
明るく健康な方、ご応募お待ちしております!
042-583-1118 まで
また、歯科衛生士も同時募集です!
こちらは週3日(月・火・金)の勤務で、曜日は応相談です。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL
2016年3月 2日 水曜日
歯周病チャート
前回の歯周病の続きです。
前にもお話ししたように、歯周病は全世界で最も患者が多い病気で、自覚症状が無いまま進行して行きます。
そこで、自宅でもチェックできるようにチャートを挙げておきます。
鏡の前で確かめてみて下さい。
□歯を磨くと歯ブラシに血がつく
□歯ぐきが腫れている
□冷たい水を飲むと、歯や歯ぐきがしみて
痛い
□口臭が気になる
□歯がグラグラする 噛みにくい
□歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
□歯が以前より長くなった気がする
□朝起きた時、口の中にネバツキがある
□歯くきを押すと膿が出る
□歯ぐきの周りに歯垢や歯石が付いている
以上の項目に一つでも当てはまったら歯周病の可能性があります。
歯科医院で検査を受けましょう。
渋谷カレン 渋谷レオン
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫 | 記事URL