院長・スタッフブログ
2016年2月20日 土曜日
歯周病
歯周病の「歯周」とは歯茎ぐきと、歯を支えている歯槽骨やセメント質、それらをつなぐ歯根膜などの歯周組織を指します。
炎症が歯肉に留まっている場合を歯肉炎、さらに炎症が歯根膜や歯槽骨に及ぶと歯周炎と呼ばれ、この2つを合わせて歯周病と言います。
歯周病は歯ぐきや骨が歯周病菌で壊され、最悪の場合には歯が抜けてしまう病気で、日本では成人の80%がかかっていると言われる「国民病」とも言えます。
また、全世界で最も患者が多い病気は歯周病であるとしてギネスブックにも認定されているそうです。
歯周病には痛みなどの自覚症状がない事が多く、気付かないうちに進行すると歯を失うばかりではなく、糖尿病などの全身疾患にも影響が出る深刻な病気であると言えます。
予防には歯磨きなどの毎日のケアと、歯科医院での定期検診が大事です。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫