院長・スタッフブログ
2015年4月 8日 水曜日
睡眠時無呼吸症候群の治療法
睡眠時無呼吸症候群の続きで、今度は治療法についてです。
一般的には、睡眠中に鼻マスクを装し、機械から強制的に空気を送り込む事で気道広げ、いびき、無呼吸を防ぐCPAP(シーパップ)と呼ばれる方法などがありますが、歯科的な治療法もあります。
それは、下顎を少し前に突き出した状態で上顎と下顎を固定するように作成したマウスピースを装着する方法です。
このマウスピースはスリープスプリントと呼ばれ、装着すると舌が持ち上げられる
事により気道が広がり、いびきや無呼吸、低呼吸の症状が改善されます。
この治療法は医師の紹介状を持参したときにのみ、健康保険の適用となります。
また、残っている歯が上下合わせて20本以下の人、常時鼻がつまっている人、神経質で寝付きの悪い人などはスリープスプリント治療は向いておらず、別な方法が用いられます。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫