院長・スタッフブログ
2014年12月15日 月曜日
受動喫煙による害
前回はタバコの煙には主流煙と副流煙がある事をお知らせしました
喫煙者の傍にいるタバコを吸わない人がその煙を吸い込んでしまう事を受動喫煙と言い、発ガンのリスクを高めます。
また、受動喫煙は間接喫煙や不本意喫煙とも言われます。
夫婦間で夫が喫煙者の場合、妻が非喫煙者でも肺ガンの罹患率が高まると報告されています。
職場での長期受動喫煙も同様です。
ガン以外にも虚血性心疾患等の様々な疾患を惹き起こす事がわかっています。
また、妊婦の受動喫煙は低出生体重児のリスクを高める事も報告されています。
親の喫煙は、その子供がぜんそくや気管支炎、中耳炎などにかかりやすくなり、ぜんそくの発作を誘発させるなど子供の健康に大きな影響を与えます。
ファミレス等で喫煙席と禁煙席を分けている所がありますが、
喫煙席から煙が流れ出ない対策がなされていないと、受動喫煙は防げません。
空気清浄機でもタバコの煙のガス状の有害物質は除去出来ません。
タバコは吸わないのが一番ですが、どうしても吸いたい人は、周りに居る人にタバコの煙が届かないようにする配慮が必要ですね。
大切な人、愛する家族のためにもタバコはやめたほうがいいですよね! ! !
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫