院長・スタッフブログ
2014年5月28日 水曜日
指しゃぶり
今日は休診日
出先のお店のなかで、3歳ぐらいの女の子がずーっと親指をしゃぶっていました。
なので、今日は指しゃぶりについてお話しします
指しゃぶりは一般的に2歳半ぐらいまでにやめる子が多いようです。
3~4歳がボーダーです。
指しゃぶりは将来食べ物を食べた時に、もどしたりしない様にする訓練とされています。
また人間には本来、唇に触れたものに吸い付くという本能があり、そのために指しゃぶりがおこるとされています。
弊害として、奥歯は噛んでいるが上下の前歯が噛み合わずに開いてしまう「開口」や、上あごが前に出てしまう
「上顎前突」などがあげられます。
発音や摂食に障害が出てきますし、審美的にも悪影響を及ぼします。
しかし、指しゃぶりをする事により精神的に安定が保たれている場合もあるので、あまり早い時期に無理に止めさせようとするのも良くない場合があるので、気を付けなければなりません。
指しゃぶりの予防として、昔はトゲトゲの付いた指サックを付けたりしましたが、現在では「マヴァバラ」、「バイターストップ」などの、苦いマニキュアなどが使われます。
投稿者 渋谷歯科医院 院長:渋谷卓夫